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コロナ借換保障制度
2023年も2月中旬を迎えました。時間の経過が早すぎる・・・。時間よ待ってくれぇぇぇ・・・。
と言いたいところです。そして新型コロナウィルスも落ち着きをみせてきました。5月には現行の2類から5類へ移行が発表されました。
少しずつコロナ前の生活が戻ればいいなと感じている今日この頃です。
ですが事業者の皆さまには不安な要素があるかと思います。それは、新型コロナ関連融資の返済です。
日本の中小企業の半数以上が利用した融資でしょう。既に返済が始まっているところもあるかと思いますが返済開始時期は2023年7月~2024年4月に集中する見込みです。
民間ゼロゼロ融資からの借り換え、他の保証付融資からの借り換え、事業再構築等の前向き投資に必要な新たな資金需要にも対応する
新しい保証制度を創設されました。伴走支援型特別保証制度を活用した制度です。1月10日よりスタートしております。
制度の概要は以下の通り
・保証限度額:1億円(100%保証の融資は100%保証で借り換えが可能)
・保証機関等:10年(据置期間5年以内)
・保証料率:0.2%等(補助前は0.85%等)
・以下の①~④のいずれかに該当すること。また、金融機関による伴走支援と経営行動計画書の作成が必要。
①セーフティネット4号の認定(売上高が20%以上減少、最近1ヶ月(実績)とその後2ヶ月間(見込み)と前年同期の比較)
②セーフティネット5号の認定(指定業種であり、売上高が5%以上減少していること。最近3ヶ月間(実績)と前年同期の比較)
③売上高が5%以上減少していること(最近1か月間(実績)と前年同月の比較)
④売上高総利益率/営業利益が5%以上減少していること(③の方法による比較に加え、直近2年分の決算書比較でも可)
手続きのイメージは以下の通り
①中小企業者が金融機関に融資申込、経営行動計画書の作成を行う
②金融機関が与信審査・書類の準備を行う
③金融機関が市区町村にセーフティネット保証の認定申請を行う
④金融機関が保証協会へ保証審査の依頼、経営行動計画書の提出を行う
⑤融資の実行
⑥金融機関による継続的な伴走支援
このような流れです。
また取扱期間は2024年3月31日までです。
興味のある方はURLを貼付しますので覗いてみてください。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html